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2013
04/13

【Psytrance】CPU / Central Processing Unit

今回はCPUの1stアルバム「Central Processing Unit」をレビューします。
3DVCD017.jpg

現在Nutekという自身のレーベルを持つCPUことSamy Guedicheですが、それ以前はSirius IsnessやMekkanikkaのメンバーらとBiodegradable名義で活動しており、Parasenseなどで知られるAcidanceのサブレーベルInti Raimyよりアルバムもリリースしています。
CPU名義でのデビューはTranswaveやAbsolumなどの名義で知られるChristof Drouilletが運営する老舗3D Visionになります。
スタイルは当時の3D Visionのレーベルカラーにぴったりな、AbsolumやNomadのようなグルーヴィーなリズムトラックにシンセのSEを重ねるようなアッパーなスタイルをベースにしており、彼等に比べて、よりファンキーなノリが彼の個性となっています。
彼のデビューのしばらく後、3D Visionの顔であるTalamascaとNomadが独立し、Mind Controlを立ち上げますが、二人の稼ぎ頭が去った3D Visionのその後を代表するアーティストになります(彼も前述のように後に独立していくのですが…)。
3D VisionはCPUの脱退時期と前後して、元々レーベルカラーとの親和性の高かった南アフリカ的なダークフルオンスタイルにシフトしていきます。

少し話が反れましたが、2003年にリリースされた彼のセルフタイトルのアルバムは、前述したように、3D Visionのレーベルカラーをそのままに、よりファンキーにしたアッパーなハイテックフルオンを聴くことが出来ます。


1 Killer Rabbit (Remix)
2 Doors To Visions
3 Shot Shot, Voila
4 Down The Stairs
5 Haight Street Freak
6 Peak Detector
7 Processing Unit
8 Virtual Flirt
9 A Beach In Japan


全編を通して一貫してファンキーでサイケデリックなシンセSEの応酬、アッパーなトラックになっています。
#4はAbsolumことChristof Drouillet、#6はNomadことDJ Maelが参加しています。
#5は2000年前後に多かったハチロク(6/8拍子)と4拍子を混在させたタイプのトラック。
ラストの#9はちょっとダウンテンポ(といっても135bpmなので十分速いですが)。タイトルは親日家のSamyらしさをちょっと感じますね。

メロディ要素はとても薄め、ほとんど皆無といってよく、メロディックなものが好きな方は合わないかもしれませんが、様々な要素が複雑に入り組んだ陶酔感の高いトラックをスッキリした音像で聴かせてくれる作品ですので、フルオン寄りのサイケデリックが好きな方にはお勧めしたいアルバムです。
Absolumなどの、3D Vision的な音が好きな方は買いだと思いますし、ダークフルオンが好きな方にもアピール出来る作品だと思います。

彼の音が好きな方には、下部リンクにある3D Story Volume 2に収録されている「The Race」も是非聴いていただきたいです。





FC2 Management

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2013
04/07

【Psytrance】Astral Projection / The Astral Files

今回はAstral Projectionの「The Astral Files」をレビューします。
2054-2.jpg

このアルバムは、以前レビューした「Trust in Trance」に続く、Astral Projection名義での2ndアルバムになります。
本作は「Trust in Trance」「Dancing Galaxy」と言う名作に挟まれて少し存在感が薄くなってしまっていますが、こちらでも丸めのキックや太いベースで強調された中低域、メロディックなシンセ、コスミックな世界観といった、Astral Projectionの特徴がしっかり出ていて、素晴らしい作品だと思います。
ジャケットも安心の安定感です(笑)
前作に収録されたトラックのリミックスが2曲ほど収録されています。


1 Ionized
2 Zero
3 Enlightened Evolution(Remix)
4 Free Tibet
5 Maian Dream
6 Kabalah(New Age Mix)
7 Time Began With The Universe(The End Of Time Mix)
8 Utopia (Concept Remix)
9 Electronic
10 Ambience


#3と#6は前作に収録されていたトラックのリミックスです。
特に#6は、音作りと共に転調を重ねるアレンジになっていて、かなりアップデートされた感じがします。
個人的には、Transwave、Deedrahなどの名義で知られているDadoと共作した#2が好きです。
チベットの読経をサンプリングしたと思われる低い声や、オリエンタルなメロディが印象的な#4も彼らの代表曲の一つ。
#5は名曲「People Can Fly」の要素を受け継いだようなクリアで浮遊感のあるアルペジオが気持ち良いです。
#9、またアルバムのエンディングとなる#10は定番のダウンテンポ。
特に#10で見られるような、4つ打ちをそのままテンポダウンさせたようなトラックは、Alien ProjectやAstrixといった、イスラエリトランスをアップデートしていったアーティスト達にも受け継がれていった要素かなと思います。

やはりマストアイテムというと「Trust in Trance」になってしまいますが、この作品も、Astral Projectionはもとより、イスラエリが好きな人、メロディックなトランスが好きな人は持っていて損はない作品だと思います。





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2013
03/04

【J-Pop】柴田淳/ため息

cover 70'sのヒット以降、ぐんと知名度の上がった柴田淳、そんな彼女が3月27日に「あなたと見た夢 君のいない朝」を発売します。
このタイミングで・・・というより、ずっとレビューを書こうと思いつつ伸ばし伸ばしになってしまっていた、彼女の2ndアルバム「ため息」のレビューをしたいと思います。
MUCD1067.jpg

このアルバムは、2003年に発売された彼女のメジャー2ndアルバムです。
彼女の特徴は、一言で言ってしまえば切なくてちょっと暗めということなのですが、優れたメロディと、儚げだけど力強い透明感が魅力だと思います。
このアルバムもその彼女のイメージに違わない内容で、曲も粒揃いで、非常に素晴らしいアルバムです。
ピアノやアコースティック楽器が軸のアレンジも、地味かもしれませんが、彼女の楽曲の素晴らしさ、声の透明感や伸びやかさ、詞の世界観を上手く引き立てています。

1.夢
2.隣の部屋
3.片想い
4.サーカス~Piano Solo~
5.拝啓、王子様☆
6.月光浴
7.美しい人
8.なにもない場所-弾き語り-
9.ため息
10.月の窓
11.めじろの心~Piano Solo~


先ほども書きましたが、どの曲もクオリティが高く、素晴らしいです。
#2、#3、#6が先発のシングルで、このアルバム発売後、#1と#9がシングルカットされています。
シングルはどれも素晴らしく、水準の高いこのアルバムの中でも、一際強い存在感を放っています。
(個人的には#2、#6、#9は大好きな曲です。)
#1は、もしかしたらYoutubeで嵐の二宮和也がライブでカバーしている動画を見て、そこから知った方もいるかもしれません。
曲調は他と比べ明るいとは言わないまでも、穏やかな感じですが、歌詞はやはり切ないです。

流れるようなピアノのインストからハープシコードのイントロで始まる#5は、後にシリーズ化し、本人も思い入れのあるらしい「王子様シリーズ」の第1弾です。
この曲だけ一際曲調が明るく、歌詞も振り切っています。
優れたメロディと中期ビートルズ風のサウンドが歌詞と合っていてとても良いです。
(テープの速度を変えたようなエフェクトや、部分的にドラムに掛けられたジェットなども、実験的なサウンドメイクを積極的に行ってきたビートルズを彷彿とさせて面白いです)


当時、TVのチャートか何かで「隣の部屋」を聴いて気になっていたのと、彼女を好きで聴いてた友人から勧められたことが重なりこのアルバムを手にしたのですが、今でもたまに聴きたくなるアルバムです。
彼女のアルバムの中でも指折りのクオリティだと思います。





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