--
--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010
03/27

【capsule】capsule rmx

capsuleレビュー第10弾は、9thアルバム「capsule rmx」です。

rmx.jpg

前作から8ヶ月弱で発表されたリミックスアルバム。
今までの曲をエレクトロ期を中心にセレクトし、よりフロア対応にリミックスしています。
既存のものをいじったというよりは、もうイチから作り変えました的な印象の、大胆リミックスアルバムです。
本人によると、原曲を知ってても知らなくてもカッコイイと思えるものにしたかったらしく、リミックスする意味のある曲をチョイスしたそうです。
それで、元のを聴いてる方が良いと感じた曲に関してはチョイスしてないそうで、ラウンジ期の曲がほとんど収録されていないのはその辺が理由のようです。

ジャケットは今回も素材重ね系。
個人的にはこういう作り好きです。


1. capsule rmx →
2. jelly(rmx ver.)
3. Sugarless GiRL(rmx ver.)
4. CrazEEE Skyhopper(rmx ver.)
5. ポータブル空港(rmx ver.)
6. do do pi do(rmx ver.)
7. Lounge Designers Killer(rmx ver.)
8. Sound of Silence(rmx ver.)
9. グライダー(rmx ver.)

#1は定番のイントロで、唯一の新曲。
#2は代表曲のリミックスで、ポップさそのままよりパワフルに。
#3はエレクトロな音を使いながらも見事にポップスのフォーマットに収めた原曲とは違い、かなりフロアっぽいアレンジに。
Bメロが最後の最後でかなり力発揮してます。

#4は割と原曲と比べると変化が少ないかなという印象。
でもこっちの方がしっくり来ます。
#5は唯一ラウンジ期からのチョイス。
クラブミュージックの形を取りながらもフロアっぽさを感じさせない作りだった原曲をフロア対応に。
#6は意外なチョイスですが、見事にアップデートされてます。

#7は原曲のゴリゴリなグルーヴから、エレクトロ期のcapsuleらしい音になりポップになった印象。
#8もあまり思い切った変化はないように感じますが、こっちの方が断然好きです。
#9は、原曲にあまり感じなかったフロア的なエッセンスが思い切り入ってます。
音だけじゃなく、転調なども原曲とは違っています。


この後、2ヶ月後という異常なペースで新作が発表されますが、今までとはまた違った音楽を作り出します。
また、この年(2007年)辺りから、capsule以外のリミックスやプロデュースなどの外部ワーク今まで以上に増加し、Perfumeのブレイクなども手伝って、中田ヤスタカの知名度は一気に上がることになります。






スポンサーサイト

theme : おすすめ音楽♪ ::  genre : 音楽


2010
03/26

【Synth1】アルペジエータセクション

今回はアルペジエータについての説明をしたいと思います。

arp.png

アルペジエータというのは、押さえた和音の構成音を順番にならして、アルペジオを自動演奏するものです。
要するに、アルペジエータをONにして和音を押さえるだけで、勝手にアルペジオを鳴らしてくるという便利なものです。
もちろん単音でも可能です。
どんなパターンで鳴らすかは、そのシンセの持っているバリエーションに依存します。
Synth1では、アルペジエータセクション左上の「ON」ボタンをクリックすることでON/OFFをします。
点灯がONになります。


それではアルペジエータの機能を見ていきましょう。


パターン
演奏範囲
速さ
ゲート
主な使い方


○●パターン●○
arp_type.png

Synth1のアルペジエータには4つのバリエーションがあり、「type」ボタンをクリックするか、パターン名左の赤ランプを直接クリックするかどちらかで選択します。
以下のパターンがあります。

updown
up
down
random

updown
押さえた和音の構成音を上下降しながら順番に鳴らします。
ドミソで押さえた場合、下図のように、「ドミソミ」のパターンが繰り返されます。
arp_ud.png
※画像は、わかりやすいように作成したもので、実際はこのように入力するのではなく、全部同時に鳴らしっぱなしの和音で入力します。

up
押さえた和音の構成音を下から順番に上降しながら順番に鳴らします。
上昇しきったら、また一番低い音から始めます。
ドミソで押さえた場合、下図のように、「ドミソ」のパターンが繰り返されます。
arp_up.png

down
押さえた和音の構成音を上から順番に下降しながら順番に鳴らします。
上昇しきったら、また一番高い音から始めます。
ドミソで押さえた場合、下図のように、「ソミド」のパターンが繰り返されます。
arp_down.png

random
押さえた和音の構成音をランダムに鳴らします。
ドミソで押さえた場合、下図のように、規則性のないランダムのパターンが演奏されます。
arp_ran.png


○●演奏範囲●○
arp_range.png
ここではアルペジエータの演奏範囲をオクターブで設定します。
1オクターブから4オクターブまで設定可能で、「range」をクリックするか、「1oct」~「4oct」の左にある赤ランプを直接クリックするかで設定します。

1octの場合は押さえている鍵盤だけが演奏されます。
2octの場合は押さえている鍵盤とその上1オクターブ、計2オクターブ内が演奏範囲になります。
3oct以降は2octと同じ動きで、範囲が広くなっていきます。

下図を見てください。
これは「type」をupdown、「range」を2octに設定し、「ドミソ」を押さえた場合のパターンです。
このように、押さえた和音の1オクターブ上も演奏範囲に含まれ、より大きいアルペジオが演奏されます。
arp_ex.png


○●速さ●○
arp_beat.png
ここではどのくらいの速さでアルペジオを刻むかを設定します。
テンポに同期しており、音符の長さで設定します。
1小節~32分3連までが設定でき、左に行くほど遅く、右に行くほど速くなります。
3連系や、(8)+(16)+(32)など、付点2つの設定も可能です。


○●ゲート●○
arp_gate.png
ここでは、アルペジオの音の歯切れの良さを設定します。
左に行くほど発音時間が短くなって歯切れが良くなり、右に行くほど発音時間が長く、スムーズになります。
完全に左に回してしまうと発音しなくなります。
完全に右に回した場合は、次の発音まで鳴ります。

アンプエンベロープのリリースタイムを長めに設定すれば、各音に余韻を残すことが出来ます。


○●主な使い方●○
Synth1の場合、アルペジエータのパターンがシンプルなため、実際に演奏に使用するというよりは、
「この音ってどんな感じに鳴るのかなー」
というお試し演奏的な使われ方をすることが多いと思います。

ですが、例えば16分シーケンスなどを鳴らす場合、全部自分でパターンを打ち込んでいても、アルペジエータをONにすることによって、独特の歯切れの良さが得られることもあります。
また、アルペジエータで、範囲をある程度広めに設定した状態でフレーズ作りをしたりすると、想定外の音の飛び方をして、それが意外にしっくり来ることもあるので、偶然性を求めて使用するのもいいかもしれません。

同じ音をずっと刻み続けるパターンなんかも、アルペジエータをONにして一つの鍵盤を押し続けてれば演奏できます。
また、アンプエンベロープのリリースを長めに設定して、アルペジエータを使用することで、フィルターなどとはまた違った波のあるパッドを作ることも出来るかもしれません。


ということで、なんとなくいじっていても楽しい箇所ですので、あまり触ったことのない方は触ってみましょう。

theme : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 ::  genre : 音楽


2010
03/21

【Synth1】LFOセクション Part.2

さて、LFOセクション第2回です。

lfo.png

今回は以下の項目の説明をしていきたいと思います。


変化の設定
シンク


○●変化の設定●○
Synth1のLFOには「spd」と「amt」というツマミが2基それぞれに用意されており、「spd」では周期の速さを、「amt」では変化の強さ、つまり変化量を設定します。

スピード
lfo_sp.png
ここではLFOの周期の速さを設定します。
左に回すほどゆっくりに、右に回すほど速くなります。

ここは後述の「テンポシンク」をONにすることによって、設定値が数値から音符の長さに変わり、テンポに同期した設定が可能になります。
OFFの場合の設定値は他のツマミと同様「0~127」となりますが、ONにした場合は16小節~32分3連まで設定することができます。

アマウント
lfo_amt.png
ここでは変化量を調整します。
下図のように、amt値が小さいと変化幅は小さく、amt値が大きいと変化幅が大きくなります。

lfo_amtG.jpg


○●シンク●○
lfo_sync.png
ここはテンポや発音と同期するかどうかを設定する部分になります。
テンポを同期したい場合は「tempo」ボタンか、ボタン上のランプをクリックして、ランプを点灯させます。
同期したくない場合は逆にランプを消灯させます。

発音に同期したい場合は「key」ボタンか、上のランプをクリックしてON/OFFをします。


テンポシンク
lfo_tempo_.png
テンポと同期するかどうかを設定します。
同期ONにした場合、「spd」ツマミの値が、数値から音符へと変わり、テンポと同期した設定が可能になります。
「spd」の設定値に関してはこちらをご覧ください。


キーシンク
lfo_key_.png
LFOを発音に同期するかどうかを設定します。
発音に同期と言っても伝わりにくいかと思いますが、これは発音の度にLFOの位相をリセットするということです。
下図をご覧ください。

lfo_syncG.jpg
この図の波形はノコギリ波(Saw)です。
キーシンクがOFFの場合は波形はずっと同じ周期を保っていますが、ONの場合は、発音ごとにリセットされていますね。
このように、発音の度に同じ変化が欲しい時にONにすると効果的です。
逆に、継続的な変化が欲しい場合はOFFにして使用します。


LFOについての説明は以上になります。

theme : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 ::  genre : 音楽


2010
03/21

【Synth1】LFOセクション Part.1

Synth1、今回はLFOについて説明したいと思います。

lfo.png

LFOとはLow Frequency Oscillatorの略で、低い周波数を出力する発振器です。
これは耳で聞くためのものではなく、変調先に対して周期的な変化を掛けたい場合に使用されるものです。

これをオシレータやフィルターなどに出力することによって、音程や音の明るさ等、様々なことに変化をつけることが出来、これは過激な変化には勿論、音に表情をつけるのにも有効です。


Synth1にはLFOが2基搭載されており、それぞれの番号ボタンを押すことでON/OFFをします。
点灯がON、消灯がOFFです。
lfo_sw.png


波形
変調先


○●波形●○
lfo_wave.png
変調先に出力する波形を選択します。
基本的には、変調先はここで選択された波形の形で変化します。
サイン波だったら波型、矩形波だったら1→0→1→0的な変化といった具合です。

波形が表示されている部分をクリックすると、上図のように波形一覧が表示されるので、その中から好きな波形を選択します。

ここでは以下の波形が選択可能です。

・鋸波(Saw)
・矩形波(Square)
・三角波(Triangle)
・サイン波(Sign)
・ランダム(サンプル&ホールド)
・ランダム(スムース)

ランダムは2種類用意されており、サンプル&ホールドは段階的、スムースは無段階な変化が得られます。
※波形についてよくわからない方はこちらをご覧ください。


○●変調先●○
lfo_dest.png
変調先、つまりLFOをどこに対して掛けるかを設定します。
出力先は、ランプを直接クリックするか、または「dst」ボタンをクリックするかで設定します。
出力先は以下の中から選択できます。

オシレータ2
オシレータ1,2
フィルター
アンプ
パルスウィッズ
FM
パン

オシレータ2
オシレータ2のみに対して変化を掛けます。
これは単純に2つのオシレータをミックスして使用することも出来ますが、
FMやSync、リングモジュレータなどと併用すると更に音作りの幅が広がります。

オシレータ1,2
両方のオシレータに対して変化を掛けます。
これは音を揺らしたいときは勿論ですが、思い切り掛けて飛び道具的な使い方をすることも出来ます。

フィルター
フィルターのカットオフに対して変化を掛けます。
フィルターは周期的に変化を掛けたいことも多いと思いますし、音を揺らすのに使用するのも有効です。

アンプ
アンプは、音量に対して変化を掛けます。
単純に周期的に音量が変わると思ってください。
使い方によって、不安定な感じや心地よい揺らぎなどを出すことが出来ます。

パルスウィッズ
パルスウィッズ(p/w)に対して変化を掛けます。
独特の音の厚みや揺らぎ感が得られます。
これは、パルス波が選択されているオシレータにのみ有効になるので、どちらかのオシレータで別の波形を選択すれば、LFOが掛かっているものと掛かっていないものをミックスすることも可能です。
p/wについて知りたい方はこちらをご覧ください。

FM
FM変調に対して変化を掛けます。
FM変調に関してはこちらをご覧ください。

パン
パンに対して変化を掛けます。
パンというのは左右の音の振り方を設定するものですので、ここを変調先とすると、音が周期的に左右に振れます。



一度に全部説明しようかと思ったのですが、結構な量になってしまうので、2回に分けることにします。
次回以降もよろしくお願いします。

theme : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 ::  genre : 音楽


2010
03/21

【capsule】Sugarless GiRL

capsuleレビュー第9弾は、8thアルバム「Sugarless GiRL」です。

sugarless girl

この作品では、前作で提示されたスタイルをよりエレクトロ寄りに、洗練された形に発展させています。
全体的に重くてハードな印象。
ジャケットは今回も素材重ね系。
歌詞カードはなくなり、この頃からサンプル素材などに歌部分を任せる曲も姿を見せ始めます。


1. Welcome to my world
2. Starry Sky
3. REALiTY
4. Sugarless GiRL
5. Catch my breath
6. Spider
7. MUZiC
8. Melting point
9. Sound of Silence
10. Secret Paradise


アルバムのハイライトになる#2、#4はダントツ。
特に#2はキャリア全体で見ても屈指の出来。
どちらもコードとメロディの動きがとても気持ち良いです。
#2は#1から続けて聴くと高揚感倍増。
#4は後にリミックスされます。

他にもギターや歪んだ音が強力なビートと共にハードな印象を与える#3や#5、
そのハードさの中に、Vo.とメロディでポップさを感じさせる#6、
ミニマルな#7や夜のラウンジの生演奏のピアノみたいな#8、
Vo.にサンプル素材を使用し、後にリミックスもされる、キラキラした印象の#9、
ここ数年でも似たような傾向が見られる#10と、ハイライトの曲以外も充実しています。


これ以後も、絶えず変化をしながら、エレクトロを軸に作品をリリースしていきます。







theme : おすすめ音楽♪ ::  genre : 音楽


2010
03/19

【PsyTrance】Protoculture / Refractions

久々のPsyTranceディスクレビューです。
今回は2003年にProtocultureが発表した1st Album「Refractions」です。

protoculture1.jpg

Protocultureは南アフリカの出身で、ジャズやクラシックを学び、映画のサントラに参加するなど、多彩なアーティストです。
そんな彼がイギリスのNano Recordsから発表した本作は、名盤としてシーンに刻まれています。

音の方は爽快なモーニングサイケ。
透明感のある音と、綺麗なメロディ、心地よいグルーヴと高揚感があり、アルバム全体の楽曲の完成度も高く、とても素晴らしい作品です。
アゲまくりのモーニングフルオンとは違った、洗練された極上のサウンドがあります。


1.Homeworld
2.Silicon Sunrise
3.Magnetik
4.Refractions
5.Halusignorita
6.More Directions
7.Avalon
8.High Orbit
9.Melody Machine


#2、#6、#8辺りはもう文句なしに最高です。
#9あたりもかなり良いです。
ギターの使い方に抜群のセンスを感じる#3や、ダウンビートの#1なども興味深いです。
全体で見ると、メロディで押しっぱなしという感じではなく、曲によってはメロディ控えめでグルーヴィーだったりして、しっかり緩急をつけた構成がされています。


スタイル的にはAstrixの「Eye To Eye」に近い感じがしますが、どちらかというとあちらがよりフルオン寄りでエッジの立ったサウンド、こちらがよりモーニング寄りで情緒的なサウンドになると思います。
どちらも必聴です!


こちらから試聴できます。



Protoculture - Refractions



theme : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 ::  genre : 音楽


2010
03/18

【capsule】FRUITS CLiPPER

capsuleレビュー第8弾は、7thアルバム「FRUITS CLiPPER」です。

FruitsClipper.jpg

capsuleのベンチマーク的作品で、かつ代表作です。
前作で匂わせたクラブ的な音楽に完全にシフト、ファッションも変わり、ジャケットもモノクロ。とうとう歌詞は帯に。
ジャケットはプラスチック素材が何枚も重なってこのデザインになっています。
これは歌詞カードがあったら出来ない事ですね。

音の方はエレクトロ全開でところどころミニマルな雰囲気を匂わせながらも、彼等特有のポップさをしっかり核に持った絶妙なバランスの素晴らしい作品です。


ただこの作品、気になる点があって、ミキシングかマスタリングか、どこに原因があるかわかりませんが、高音が耳につくというか、耳が痛い感じ(?)になることがあります。
これはもちろん再生環境によって多少の差がありますが、平均的に見ても高音が気になる感じです。
具体的にはギターのコードカッティング時だったり、歪ませたボコーダーだったり、割と歪み系のエフェクトが掛かった部分にそういう傾向があります。
そうは言っても、これを理由に聴かないのはもったいない作品。


1. CS Entrance6
2. FRUITS CLiPPER
3. jelly(album-edit)
4. CrazEEE Skyhopper
5. 5iVE STAR
6. Endor
7. Robot Disco
8. super speeder Judy Jedy
9. megalopolis
10. dreamin dreamin


#1はお決まりの短いオープニングトラック。
短いながらも毎回何気にカッコイイですw
#2はタイトルトラックで、個人的にも大好きな曲。
0:45あたりからのシンセリフが特に大好きで、詞も良いです。
今までになくギターをフィーチャしてパンクな印象。

#3は代表曲。
後にアグレッシブなエレクトロトラック#4と共にリミックスアルバムでリミックスされています。
本人曰く、"バンドの曲をリミックスした感じ"の曲。
#5は#2と同じくギターをフィーチャしたポップトラック。
彼の作品では共通して言えることなのですが、この曲は特に歌詞の語感と曲のリズムが合っているので、聴いていて気持ちいいです。
ボコーダーは何気に日本語喋ってます。

#7、#9はミニマルでちょっとダークな雰囲気を持ちながらも、capsule特有のポップ感でしっかり味付けされています。
この辺りはクセになります。
#8はハッピーなポップトラック。
私は打ち込みギターが嫌いなんですが、この人のはどれ聴いても大体カッコ良く感じますw

#10は名曲。
後にMEGがカヴァー。
キラキラした音とポップなメロディ、歌詞が最高。
#2、#3(リミックス)と共にベストに収録されています。



これ以降、この作品で提示したスタイルをさらに推し進めていきます。






theme : おすすめ音楽♪ ::  genre : 音楽


2010
03/17

【Synth 1】Amplifierセクション

久々の更新です。
最近趣味に夢中で更新サボり気味でごめんなさい。

さて、今回はAmplifierセクションです。
いつも一回のボリュームが結構重いですが、今回は軽めです。


アンプセクションは、オシレータ、フィルターと並んで音を大きく左右する部分の一つです。
ここでは音量だけでなく、音の立ち上がりや減衰など、ニュアンスに大きく関わる部分の設定も行います。
amplifier.png


エンベロープ
ゲイン
ベロシティ


○●エンベロープ●○
AMP.png
エンベロープに関しては以前の記事で説明をしておりますので、こちらをご覧ください。


○●ゲイン●○
amp_gain.png
ここでは、音量の設定をします。
Synth 1画面の左下に「vol」ツマミがあり、そこで最終的な音量を設定するのですが、ここではそれ以前の、基準になる音量を設定します。


○●ベロシティ●○
amp_vel.png
ここではベロシティに対する感度を設定します。
ベロシティとは、打鍵の強さを表す数値で、打鍵の強さが小さいほどベロシティ値が小さく、強いほど大きくなります。
このツマミは、入力されたベロシティに対してどの程度反応するのかを設定するものになります。

左一杯に回す(数値:0)と、ベロシティは固定になり、どの強く弾いても弱く弾いても一定の強さで音が鳴ります。
右に回すほど感度が強くなります。

ベロシティに対する感度は高ければ良いというものではなく、高すぎると逆に弾きづらいこともありますので、自分の欲しい音やニュアンスに合わせて設定しましょう。
この値は、プリセットを見ると「22」で設定されているものが多いです。
これを参考にするとわかりやすいとかもしれません。
先ほど触れましたが、ベロシティ固定にしたい場合は、この値を「0」で設定しましょう。



アンプ部分に関する説明は以上になり、これで「オシレータ」「フィルター」「アンプ」というシンセの主要な部分の説明が一通り終わったことになります。
次回以降は、LFOやエフェクトなど、音作りの幅を広げる部分に少しずつ触れていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。

theme : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 ::  genre : 音楽


2010
03/01

【capsule】L.D.K Lounge Designers Killer

capsuleレビュー第7弾は、6thアルバム「L.D.K Lounge Designers Killer」です。

ldk.jpg


ラウンジ→エレクトロ・テクノへの、ちょうど過渡期の作品です。
今回はコンセプト的な要素は息をひそめ、過渡期らしい非常に多彩な楽曲が並んでいます。
これまでの雰囲気を持ったものもあれば、これからを予感させる曲もあり、また、このアルバム独特の曲も収録されていて、とても興味深いです。
ギターが強調されたトラックが見られ始めたのもこの頃から。

デビュー時からあったレトロな雰囲気も薄れ、都会的なポップさを感じさせます。
"インテリアミュージック"的な持ち味は変わらずに残っています。
ジャケットに穴を開けるのは「music controller」以来2作目ですねw


1. 空飛ぶ都市計画
2. テレポテーション
3. Lounge Designers Killer
4. twinkle twinkle poppp!
5. tiC taC
6. アンテナ
7. グライダー
8. 人類の進歩と調和
9. do do pi do
10. fin.


これ以前も以後も、最初には短い曲を置くのがお決まりですが、このアルバムだけは前置きなしです。
#1はジブリとの「SF3部作」の最終作。
シンセストリングスやこしじまさんの声が映えるポップな4つ打ちトラックです。
#2は今までの雰囲気を引き継ぎながらも、強いビートや、より大胆で効果的なスライス加工など、今までになかった要素が見られます。
#3はこれ以後のcapsuleを示唆する曲として言及されることの多い曲です。
確かにそうなのですが、個人的にはこの曲はcapsule全体で見てもちょっと異色な曲だと思います。
これほどゴリゴリのグルーヴの曲は他のアルバムにはないですし、後のリミックスでもこの感じはなくなっています。

#4は本人曰く、「Lounge Designers Killer」でビックリさせちゃってごめんね、な感じのサービスらしいですw
軽くてキュートで思い切りポップなcapsule流ジャズ。
#5も#4と同様、今までの要素が強い曲ですが、逆に今までにないくらいまったりなボサノバ。
「ブラウニー」に近い感じですね。

#7はこのアルバムのハイライト。
これ以後のスタイルに近い、4つ打ちの思い切りポップなトラック。
#8はcapsule全体で見ても明らかに異色ですが、かなり良い曲。
なんでもなさそうなシンセのアルペジオがかなり良いです。
#1、#7と共にベストに収録されています。(#7はリミックス)

#9は強力なビートとキュートな詞曲のコントラストが面白い曲。
後にリミックスされます。
ラストの#10は跳ね感が可愛いジャジーなピアノソロです。


capsuleの全作品の中でも、音楽的に一番多彩で、一見まとまりがないように見えるかもしれませんが、それでも全体が破綻しないのはやっぱりすごいところ。
この作品中でにおわせた通り、むしろにおわせた以上に、次作では思い切ったシフトチェンジをします。


Youtube
SF3部作第3弾:空飛ぶ都市計画
※FLASH BESTの特典DVDに収録されています。








theme : おすすめ音楽♪ ::  genre : 音楽


Recommend

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。