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2010
01/23

【Synth 1】オシレータセクション Part.1

さて、前回はSynth 1の音作りにおいて肝になる部分の説明をしました。
前回の話も、これからの話も、アナログや、アナログモデリングのシンセサイザーではかなり共通の部分がありますので、Synth 1で基本的な操作を覚えてしまえば、他のシンセでもある程度音作りが出来るようになりますので、頑張って慣れましょう。

今回からは、Synth 1の各部分について説明していきたいと思っています。

今日はOscillators部分の、特にオシレータ1の部分についてです。
synth1osc.png

Oscillator(オシレータ)とは発振器のことで、「Osc」と略される場合もありますし、VCA(Voltage Controlled Oscillator)と呼ばれることもあります。
(ここでは以降Oscと略させて頂きます。)
一言で言ってしまうと、ここから音が出ます。
音の源です。

ここで波形を選択したり、その波形に変化を加えたりします。
波形の選択に関してはこちらで説明していますので、ここでは割愛させて頂きます。

それでは順番に見ていきましょう。


○●デチューン●○
Osc1の部分に「det.」というツマミがありますね。
oscDet.png

これは「Detune」というもので、わずかにピッチをずらした音を重ねて広がりを出すものです。
Osc1にのみ有効で、Osc2には掛かりません。
Synth 1の更新履歴を見ると、8重デチューンと書いてあるので、波形で鋸波を選択すれば所謂SuperSawになります。
このツマミはズレの幅を設定するので、控えめにしないとうにょうにょになります。


○●FM変調●○
デチューンのツマミの隣に「FM」というツマミがあります。
これはFM変調のツマミで、変調のかかり具合を設定します。
oscFM.png

これを使用する時は、mixのツマミを左に振り切った状態(Osc1のみ出力)で使用します。
理由は後ほど説明します。
oscMIX.png


まずFM変調について説明しておきます。


FM変調
まず、下の画像を見てください。
お手製なのでよれまくってますが、全て正弦波だと思って見て下さい。
※ちゃんとした図を見たい場合は、Wikipediaで「FM変調」を調べてみてください。
FM.jpg


キャリア(Osc1)に対して、モジュレータ(Osc2)で変調をかけて周波数を変化させ、出力します。
先程mixを左側に振り切って(Osc1のみ出力)使用すると説明しましたが、Osc1がキャリアだからです。

それで、出力波形を見ると、モジュレータの値が大きいほど、出力される波形の周期が短く(周波数が高く)なり、小さいほど波形の周期が長く(周波数が低く)なっていますよね。
これによってフィルターなどとは違った、独特な響きを持った音色を得ることが出来ます。



ということで、Synth 1のFMのツマミは、モジュレータの振幅の大きさ(先ほどの図の赤い点線の開き具合)を設定し、これがFM変調の掛かり具合になるわけです。
この値が小さいほど、上下の点線間の開き(変化の範囲)が小さくなり、値が大きいほど変化の範囲が大きくなります。


さて、FMツマミで振幅(縦)の変化幅を変えられるということはわかりましたが、そうすると横幅(モジュレータの周波数)も変えたいですよね。
モジュレータはOsc2ですので、ここのピッチ(=周波数)を変えることで、モジュレータの周波数を変えることが出来ます。

試しに、以下のように、FMを真ん中くらい、mixを左いっぱい(100:0)にした状態で、音を出しながらOsc2のpitchツマミをぐりぐりしてみましょう。
FM2.png
多分結構過激に音が変わったのではないかと思います。

ここで、12や24など、オクターブ上にある値を設定すると、透明感のある音になります。
また、7や19など、5度上の値でも似たような結果が得られます。
ただ、FMのツマミをいっぱいにしてしまえば、どれでも金属的な音になりますw



今回は、結構重い内容でしたので、もうお腹一杯の方も、説明が悪くて消化不良の方もいらっしゃると思います。
オシレータ部分についてはFM変調以外にもややこしい部分も多いので、今回のように一回分のボリュームを軽めにして、何回かに分けるつもりです。
これに懲りず、これからもよろしくお願いします。
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Comment

Secret

No title
シンセは理論よりも先に、遊んでいる内に感覚でどう変化するのかばかりだったので、今になって仕組みを勉強してますw
そして、FM変調は仕組みがよくわからないうち(今でもあまりわかってませんが)はグリグリいじってウネウネさせてましたw
フィルター、レゾナンス、パルスワイズなどと同時にグリグリするのが好きです
No title
私もそうですよwww
ブログやりながら勉強してる感じですのでw

でも、ある程度理解してからじゃないと書けないので、結構音作りの幅が広がってるような気がします。
FMは今まであまり使ってこなかったので、これから色々試してみたいですね。
No title
Synth1なら、オシレータ2をノイズにしてシンクさせて、FMいじったらいい感じな金属的な音出ますよー
No title
オシレータ周りはそういう組み合わせが沢山できるから、かなり多彩な音作りが出来そうですよね。

私は、他と比べるとノイズを使うことが少ないので、ノイズでシンクもちょっと試してみたいと思います。
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