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2010
02/11

【Synth 1】オシレータセクション Part.3

さて、オシレータセクションの最後です。
今回はオシレータ1,2共通の部分について説明していきます。

synth1osc.png

以下の順番で見ていきましょう。

モジュレーションエンベロープ
チューン
パルスウィッズ
ミックス
キーシフト
セクションの最後に


○●モジュレーションエンベロープ●○
まず、ピッチエンベロープからです。
いきなりですが、今回のメインはココですw
下の画像の部分がピッチエンベロープに関わる部分です。

oscEnv.png


まず、左上の[m.env]ボタンですが、これでエンベロープのON/OFFをします。
mEnv.png
左のランプが点灯している状態がONになります。


次に、その下の[dest.]ボタンで変調先を決めます。
envDest.png
右に並んだ[osc2]、[FM]、[p/w]から選択でき、[dest.]ボタンをクリックするか、赤ランプを直接クリックするかどちらかで選択します。
[osc2]はOsc2の周波数、[FM]はOsc1のFM変調、[p/w]はパルス波の周期になります。
よくわからない方はここここを読んでください。


そして、[A]、[D]、[amt]で変化の具合をコントロールします。
mEnvEnv.png
[A]はAttack Time、[D]はDecay Timeになります。
詳しくはこちらをご覧ください。

[amt]はAmountで、変化量を調整します。
真ん中が変化量ゼロで、左がマイナス、右がプラスになります。
真ん中がゼロなので、ここをどちらかに振っておかないと、いくらエンベロープをいじっても変化しません。


それではこれからイメージしやすいように例を挙げます。
mixツマミを右に振り切った状態にして以下の例を試してみてください。
mixR.png


例1
以下のように設定します。

・[m.env] : ON
・[dest.] : osc2
・[A]   : 90
・[D]   : 90
・[amt] : -24
mEnvEx1.png

そうしたら鍵盤をしばらく押し続けてみましょう。
鍵盤がない方は長いノートを打ち込んで再生してみましょう。
音が下がって上がって戻りましたよね。
下の図がこの変化のイメージ図です。
※本来は曲線的な変化ですが、今回もお手製の為直線で書いています。
28ex1.jpg

叩いた鍵盤の音程をスタートとして、まずAで設定した時間を掛けて、amtで設定した場所まで行きます。
amtで設定した場所まで行き着いたら、今度はDで設定した時間を掛けてスタートまで戻ります。
戻ったらそのまま叩いた鍵盤の音が鳴り続けます。

これでなんとなくイメージが掴めたのではないでしょうか。
amtは変化幅を指定し、Aはそこに向かっていく時間、Dは戻っていく時間を設定するということです。


例2
以下のように設定します。

・[m.env] : ON
・[dest.] : osc2
・[A]   : 90
・[D]   : 0
・[amt] : 24
mEnvEx2.png

そうしたら同じように鍵盤をしばらく押し続けてみましょう。
音が上がってから急に戻りましたね。
下の図がこの変化のイメージ図です。
28ex2.jpg

叩いた鍵盤の音程をスタートとして、今度はamtでプラス方向を設定したので、上に向けて向かっていきます。
その後は、Dが設定されていないので急に元の音程に戻ります。
この設定で上がりきる前に鍵盤から手を離すと、マリオがジャンプしたような音になります。

ここでは変化がわかりやすいのでosc2のみだけでやりましたが、FMやp/wでも試してみてくださいね。



○●チューン●○
osc1,2のピッチを微調整します。
tune.png
真ん中がゼロで、左がマイナス方向、右がプラス方向になります。
単位はセントで、値としては-62~61です。
半音が100セントになるので、フォローできない部分はないことになります。
これを使う場面というのは…わざと他とズラせたい時とか、Van Halenみたいに弦楽器がジャストのチューニングじゃない場合とか…でしょうか。


○●パルスウィッズ●○
Osc1,2のパルス波の周期を指定します。
pw.png
このツマミについてはこちらで説明しています。

値が小さいほど幅が小さく(周期の差が大きく)、値が大きいほど幅が広く(周期の差が少なく)なります。
最大に設定すると比率が50:50になり、矩形波になります。

読み方に関して
p/wというのはpulse widthの略で、意味としては「パルスの幅」ということになります。
読み方で人によって違ってくるのはwidthで、これは「ワイズ」と読んだり、「ウィドゥス」「ウィッズ」と色々です。
私は「ウィッズ」と読んでいるのでここではそう記述しました。

それで、気になったのでwidthの発音を調べてみましたw
すると、後者どちらかの方が正しい発音に近いようです。
「d」を小さめに発音するかしないかくらいで、「th」に行く感じですね。
(ズやスは=thにはならないのですが…)
ただ、日本では業界によっては「ワイズ」が標準読みだったりするようなのでなんとも言えないですね。


○●ミックス●○
これはOsc1とOsc2の音量のバランスを設定します。
mixR.png
設定値は100:0~0:100で、100:0はOsc1が100%、0:100はOsc2が100%になります。
50:50で半々になります。


○●キーシフト●○
Osc1,2のピッチをシフトさせます。
公式ページのマニュアルではトランスポーズ(移調)という表現を使っています。
kshift.png
半音ずつの指定で設定可能値は-24~24、なので上下2オクターヴの変化幅になります。
数字表示部分の右にある上下ボタンでも設定出来ますが、数字部分を直接クリックすると他のツマミと同じように値の設定が出来るので、そっちの方が効率が良いと思います。


○●セクションの最後に●○

ということで、オシレータセクションのそれぞれの機能の説明を終わります。
ここは組み合わせ次第でかなりのパターンが作成出来るので、色々試してみても面白いでしょう。
例えば

mixをOsc1:100%にして…

・FM変調を掛けた状態でsyncスイッチをONにするとか
・FM変調を掛けた状態でp/wにエンベロープを設定してみたりだとか

mixをOsc2:100%にして…

・syncを掛けた状態でFMツマミをグリグリしてみるとか
・ringを掛けた状態でosc2にエンベロープを設定してみるとか


だた、ringがONの状態ではFM変調は効きませんので、そこだけ注意してください。



込み入った部分も結構あった上に、組み合わせもいろいろで、そんなもの把握できない!と思うかもしれませんが、勿論私も把握していませんww
別にムリして覚える必要もないと思います。
ただ、音作りに困ったときに、使い方と簡単な仕組みだけでもわかっていると随分違うと思います。
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Comment

Secret

No title
ピッチエンブローブでキックの音を作って遊んだ覚えがありますw
Synth1はプンプンしたキックが作りやすいですね
No title
確かに弾んだ感じのキックは作りやすいですね。
AstrixとかAlien Projectっぽいピュンピュンした音もコレでそれっぽいのが鳴りますよね。
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