--
--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010
02/21

【Synth 1】フィルターセクション Part.2

さて、前回に引き続き、フィルターセクションについて説明していきたいと思います。
filter.png

サチュレーション
トラッキング
ベロシティ


○●サチュレーション●○
サチュレーションは、音を歪(ひず)ませる部分です。
レゾナンスの隣にあるツマミで、右に回せば回すほど歪みが強くなります。
filSatu.png

これは昔のアナログシンセなどで、アナログの回路に過大入力を行った場合にオーバーした部分が抑制されて出力される現象の再現になります。
ギターの歪みも、現在は専用のエフェクターが多数売られていますが、元々はギターアンプへの過大入力で歪んだものでした。

この現象を図で見てみましょう。
左の波形が正常な波形で、右がオーバーした部分が抑制されて波形が変化してしまっています。
右の波形がサチュレーションを掛けた際に出力されるものです。
sat.png

ちょっと歪ませたいときなどに使ってみましょう。


○●トラッキング●○
トラッキングは、入力されたノートに対して周波数の変化をどの程度つけるかを設定する箇所です。
filTrk.png

ノートナンバーに対してどの程度音色を変化させるかということなのですが、わかりにくいので、ここでも例を挙げたいと思います。



まず、フィルターセクションの上にある「Amplifier」セクションの「R」を「0」にしておいてください。
filEx1A.png


それからフィルターセクションのツマミを以下のように設定します。

・[type]  : LP24
・[AD]   : 0
・[S]    : 127
・[R]    : 64
・[amt.]  : 0
・[freq]  : 50
・[res]  : 0
・[trk]  : 0

この状態でノートナンバーC1、C2、C3、C4と弾いていってみてください。
ノートナンバーは、ピアノロールエディタなどで確認することが出来ると思います。
左端に表示される鍵盤の「ド」の部分に、それぞれ「C1」や「C2」などと表記されているはずです。
この画面で鍵盤を押すとその部分の色が変わると思いますし、鍵盤の部分を直接クリックしても音を出すことが出来ます。
Cubaseでのピアノロールエディタの表示の仕方はこちら

順番に弾いて行くと、段々音が聞こえにくくなっていきますね。
C4になると、結構小さく、こもった音になってしまったと思います。

ここで「trk」を「0」から「40」に変更して、また順番にC1・・・C4と弾いてみましょう。
すると、今までC1から離れるほど聞き取りにくくなっていた音が、明瞭になったと思います。
本来このような効果を狙うツマミですが、単純に音色を変えるのに使うことも多いと思います。


○●ベロシティ●○
打鍵時のベロシティ値によって、エンベロープを変化させるかどうかの設定をします。
ここはボタンのON/OFFでの設定になり、「Vel」ボタンか、ランプをクリックすることでON/OFFの設定が行えます。
filVel.png

ここは「amt」が「0」ではない時に有効になりますので、ここを設定している場合は、「amt」の値を変更しておきましょう。
他の値の設定値によって変化のわかりやすさは変わりますが、「amt」を設定した上で鍵盤を色々な強さで叩いてみると、変化を感じられると思います。

一つ設定例を挙げておきますので、もし良ければ試してみてください。


・[type]  : LP24
・[A]   : 50
・[D]   : 0
・[S]    : 127
・[R]    : 64
・[amt.]  : 30
・[freq]  : 70
・[res]  : 80
・[vel]  : ON

filVelEx.png


以上でフィルターセクションの説明を終わります。
ここは最初にお話したとおり、音作りでかなり重要な部分になってきますので、操作に慣れておくと良いと思います。
関連記事

theme : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 ::  genre : 音楽


Comment

Secret

No title
未だにサチュレーションとディストーションの違いがわからない私w
聴いたら音の違いはわかるんですが
No title
サチュレーションに関してですが、以前のSynth1ではディストーションって言うパラメータだったらしいです。
そこから作りこんでサチュレーションに変更したみたいなんですが、サチュレーションになってからは、昔の音のあまり良くない(S/N比の低い)シンセのシミュレート的な要素が強いようです。

ギターに例えてしまうと、サチュレーションはヴィンテージアンプの歪みの再現、ディストーションはフツーのエフェクターというように考えてしまって良いのではないでしょうか。
少々乱暴かもしれませんがww
No title
あ、それだけの違いなんですかw
解説ありがとうございます
Satの歪みは温かみがあって好きです
No title
もちろんサチュレーションとディストーションでは歪みを生み出す仕組みが違っているかもしれませんが、捉え方としては問題ないんじゃないかと思います。
確かにサチュレーションの方が自然な歪み方ですよね。
Recommend

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。