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2010
03/26

【Synth1】アルペジエータセクション

今回はアルペジエータについての説明をしたいと思います。

arp.png

アルペジエータというのは、押さえた和音の構成音を順番にならして、アルペジオを自動演奏するものです。
要するに、アルペジエータをONにして和音を押さえるだけで、勝手にアルペジオを鳴らしてくるという便利なものです。
もちろん単音でも可能です。
どんなパターンで鳴らすかは、そのシンセの持っているバリエーションに依存します。
Synth1では、アルペジエータセクション左上の「ON」ボタンをクリックすることでON/OFFをします。
点灯がONになります。


それではアルペジエータの機能を見ていきましょう。


パターン
演奏範囲
速さ
ゲート
主な使い方


○●パターン●○
arp_type.png

Synth1のアルペジエータには4つのバリエーションがあり、「type」ボタンをクリックするか、パターン名左の赤ランプを直接クリックするかどちらかで選択します。
以下のパターンがあります。

updown
up
down
random

updown
押さえた和音の構成音を上下降しながら順番に鳴らします。
ドミソで押さえた場合、下図のように、「ドミソミ」のパターンが繰り返されます。
arp_ud.png
※画像は、わかりやすいように作成したもので、実際はこのように入力するのではなく、全部同時に鳴らしっぱなしの和音で入力します。

up
押さえた和音の構成音を下から順番に上降しながら順番に鳴らします。
上昇しきったら、また一番低い音から始めます。
ドミソで押さえた場合、下図のように、「ドミソ」のパターンが繰り返されます。
arp_up.png

down
押さえた和音の構成音を上から順番に下降しながら順番に鳴らします。
上昇しきったら、また一番高い音から始めます。
ドミソで押さえた場合、下図のように、「ソミド」のパターンが繰り返されます。
arp_down.png

random
押さえた和音の構成音をランダムに鳴らします。
ドミソで押さえた場合、下図のように、規則性のないランダムのパターンが演奏されます。
arp_ran.png


○●演奏範囲●○
arp_range.png
ここではアルペジエータの演奏範囲をオクターブで設定します。
1オクターブから4オクターブまで設定可能で、「range」をクリックするか、「1oct」~「4oct」の左にある赤ランプを直接クリックするかで設定します。

1octの場合は押さえている鍵盤だけが演奏されます。
2octの場合は押さえている鍵盤とその上1オクターブ、計2オクターブ内が演奏範囲になります。
3oct以降は2octと同じ動きで、範囲が広くなっていきます。

下図を見てください。
これは「type」をupdown、「range」を2octに設定し、「ドミソ」を押さえた場合のパターンです。
このように、押さえた和音の1オクターブ上も演奏範囲に含まれ、より大きいアルペジオが演奏されます。
arp_ex.png


○●速さ●○
arp_beat.png
ここではどのくらいの速さでアルペジオを刻むかを設定します。
テンポに同期しており、音符の長さで設定します。
1小節~32分3連までが設定でき、左に行くほど遅く、右に行くほど速くなります。
3連系や、(8)+(16)+(32)など、付点2つの設定も可能です。


○●ゲート●○
arp_gate.png
ここでは、アルペジオの音の歯切れの良さを設定します。
左に行くほど発音時間が短くなって歯切れが良くなり、右に行くほど発音時間が長く、スムーズになります。
完全に左に回してしまうと発音しなくなります。
完全に右に回した場合は、次の発音まで鳴ります。

アンプエンベロープのリリースタイムを長めに設定すれば、各音に余韻を残すことが出来ます。


○●主な使い方●○
Synth1の場合、アルペジエータのパターンがシンプルなため、実際に演奏に使用するというよりは、
「この音ってどんな感じに鳴るのかなー」
というお試し演奏的な使われ方をすることが多いと思います。

ですが、例えば16分シーケンスなどを鳴らす場合、全部自分でパターンを打ち込んでいても、アルペジエータをONにすることによって、独特の歯切れの良さが得られることもあります。
また、アルペジエータで、範囲をある程度広めに設定した状態でフレーズ作りをしたりすると、想定外の音の飛び方をして、それが意外にしっくり来ることもあるので、偶然性を求めて使用するのもいいかもしれません。

同じ音をずっと刻み続けるパターンなんかも、アルペジエータをONにして一つの鍵盤を押し続けてれば演奏できます。
また、アンプエンベロープのリリースを長めに設定して、アルペジエータを使用することで、フィルターなどとはまた違った波のあるパッドを作ることも出来るかもしれません。


ということで、なんとなくいじっていても楽しい箇所ですので、あまり触ったことのない方は触ってみましょう。
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