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2011
01/19

【Synth 1】Wheelセクション Part.1

まず、かなり更新が空いてしまい、すいません。
今回は、Synth1のホイールに関連する部分について扱っていきたいと思います。

まず、ホイールですが、これはMIDIコントローラやシンセの左端の方についている、ピッチやモジュレーションなどをコントロールする部分です。

「ホイール」と言ってしまいましたが、主にホイールタイプと、ジョグスティックタイプがあります。
どちらも出来ることはあまり変わらず、使う人の好みによると思います。
一般的には下画像のようになっています。

・ホイールタイプ
w2.png
※画像ではモジュレーションホイールが2つありますが、通常は1つのものが多いです。

・ジョグスティックタイプ
w1.png

ピッチベンドはどちらも真ん中がデフォルト位置になっており、下または左側に倒すとピッチが下がり、上または右側に倒すとピッチが上がります。
大抵スプリングで戻るようになっているので、手を離すと元の位置(ピッチ)に戻ります。

モジュレーションは、下が最小値、上が最大値になっています。
ホイールの場合はスプリングのないことが多く、手を離しても元に戻りません。
ジョグスティックの場合はスプリングがあることが多く、モジュレーションを掛け続ける場合は持ち上げ続けていなければなりません。

どちらを選ぶかは好みですが、個人的にはジョグスティックに慣れてしまったので、ジョグスティックが好きです。



さて、それぞれの可変幅はシンセに依存し、普通はシンセや音源側で設定が出来るのですが、Synth1でもそれらの設定が可能です。
この部分はバージョンアップによってかなり変わったのですが、旧バージョンの方がシンプルなので、まず旧バージョンで仕組みを説明していきたいと思います。


旧Synth1では、右下にある、下画像の箇所で設定します。
wheel.png


○●ピッチベンドレンジ●○
ここではピッチベンドの可変幅を設定します。
数字のLCD画面をクリックするか、隣のボタンをクリックすることで設定変更ができます。
pb.png

設定範囲は半音刻みで24まで、つまり2オクターヴまでの設定が可能で、±設定値が変化の範囲になります。
例えば、12と設定した場合、上下1オクターヴまでの変化が可能になるということです。
ギター的な使い方をしたい場合などは、2と設定すると可変幅が1音ベンドと同じになるので、より自然な表情を付けることができます。


○●モジュレーション●○
ここではモジュレーションの変化量を設定します。
spdで変化周期(速さ)を、amtで変化量を設定します。
設定値はどちらも0~127です。
wheel.png

モジュレーションの設定の前に…
Synth1の場合、LFO1を使ってモジュレーションを掛けます。
なので、この箇所のツマミをいくらいじってもLFO1がONになっていないと何も起こらないので注意しましょう。
また、ホイール(ジョグスティック)側でモジュレーションを掛ける場合は、LFO1のspdとamtは「0」にしておきましょう。
必要に応じて、syncのスイッチ(tempo、key)も切っておきます。

LFOの波形とdst(変調先)は目的のものを設定してください。
ヴィブラートの場合のdstはosc1,2が良いかと思います。
w_lfo.png


さて、肝心のホイールの変化幅の設定ですが、先ほども触れたようにspdで周期の速さを、amtで変化幅を設定します。
ホイールやスティックが可変幅いっぱいの位置にあるときに設定した値になります。
ホイールを例えばちょうど真ん中で留めた場合は、0と設定値の中間値がその時の値となります。

spdとamtどちらも設定してホイールを動かした場合、当然どちらも変化します。
ここで例えば、spdを「0」にしてamtを最大、LFOの変調先をフィルターにした場合は、ホイールやスティックでフィルターの値をコントロール出来るようになります。

このようにモジュレーションを掛けるだけではなく、ちょっと違った使い方も可能です。
モジュレーション自体も、ヴィブラートのような真っ当な(?)使い方だけでなく、過激な設定をして例えばSEとして使用することも可能です。


ホイールは、特にシンセリードを弾く人にとっては必須でしょうし、打ち込みのみの人も音にニュアンスをつけるのに有効だと思います。
特にベースなどにグリス的にピッチベンドを使うと、グルーヴ感が増したりします。
色々試してみましょう。

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2010
11/03

【Synth 1】Voiceセクション Part.3

中々更新できず申し訳ないです。

今回はSynth1のVoiceセクションPart.3、Unisonの部分を扱っていきたいと思います。

unison.png

この部分は音を重ねて厚みを出すことが主な目的で、バージョンアップに伴い変更がなされた箇所です。
具体的にはレイヤー数と位相同期が追加されました。
今回は従来の部分はもちろん、新たに追加された部分にも触れていきます。


まず、ユニゾンのON/OFFするには「unison」ボタンまたは隣のLEDをクリックします。
uni_sw.png

それからボタンの下にあるコントロールを調整していくことで、音を変えていきます。


レイヤー数
デチューン
位相同期
スプレッド
ピッチ


○●レイヤー数●○
uni_num.png
ユニゾンがONの時に、音を幾つ重ねるかを設定します。
値は2から8の間で設定することが出来ます。
もちろん、重ねる数が多いほど音に迫力が出ます。

ただ、ここで設定した値は、Synth1自体の同時発音数に直接影響します。
Synth1の同時発音数は最大32ですが、例えばレイヤー数を8に設定して、3つの鍵盤を同時に押した場合は、32ある発音数のうち、24を使ってしまいます。
Voiceセクションの下にあるメータで、現在どれだけ音が鳴っているかを確認出来ますので、そこを見て確認すると良いかと思います。

白が発音中で、黒が空きになります。
この場合、同時発音数が32で、24が使用中になります。
uni_num2.png

VoiceセクションのPolyで設定されている数値が同時発音数になるので、出る音が少ないと思ったらそこを確認してみましょう。
この場合、同時に4音しか発音できません。
voice_mode_n.png


○●デチューン●○
uni_det.png
デチューンは、原音に対して重ねる音のピッチをどの程度ずらすかを設定します。
原音に対して、わずかに音をずらしたものを重ねることによって音が揺らぎ、独特の拡がり感が得られます。
ただ、ずらし過ぎると気持ち悪い音になってしまうので、ケースバイケースでやりすぎないように注意が必要です。

発音数を増やし、デチューンを掛けることで、エピックトランスなどで多用される所謂SuperSawのような音を得ることが出来ます。


○●位相同期●○
uni_phase.png
このPhaseスイッチは、バージョンアップの際に新たに追加されたもので、原音とユニゾン音の位相を同期させるためのものです。
このツマミは、オシレータセクションに新たに追加されたPhaseのツマミをON(設定値を0以外)にしていないと効きません。
位相同期を使いたいときは必ずオシレータ側のPhaseをONにしておきましょう。
オシレータ側がONになっていない場合は、ツマミ脇のLEDが消灯になっています。

位相同期とは、文字通り音同士の位相を同期することで、Synth1では発音(打鍵など)のタイミングで音のニュアンスが異ってしまう現象を回避する為というのが主な目的のようです。
ツマミの位置で同期のタイミングを調整出来るようになっているようで、ツマミの位置によって音のニュアンスが大きく変わります。
設定値が小さい方がより詰まった、尖った音になります。


○●スプレッド●○
uni_sprd.png
スプレッドは、原音とユニゾン音を左右にどう振り分けるかを設定します。
値が0の場合は、どちらもセンターから、プラス値の場合はユニゾン音が右から、マイナス値の場合は左から鳴るようになります。
ただ、明確に左右に振り分けられるのはレイヤー数が2の場合で、レイヤー数が増えていくと、明確にどちらに振られる、というような動きではなく、ステレオ感が増すような感じになります。


○●ピッチ●○
uni_pitch.png
ここでは重ねる音のピッチを設定します。
デチューンは微妙に音をずらすものでしたが、ピッチは、半音単位で設定します。
例えば上に長3度の音を重ねたければ、ピッチを+4に設定します。
オクターブ下の音を重ねたければ-12を設定します。
これで単音を弾くだけでハモることも可能になりますが、インテリジェントピッチシフターではないので、長短の使い分けはしてくれません。
+3で設定したらずっと短3度、+4で設定したらずっと長3度になります。


全3回に分割したVoiceセクション、今回でおしまいです。
次回はWheel/MIDIセクションを出来たらなぁと思っています。

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2010
09/19

【Synth 1】Voiceセクション Part2

今回はVoiceセクション第2回、ポルタメントについてです。

ポルタメントとは、出発音から到着音の間を連続(無段階)的に移動する奏法のことで、ヴァイオリンやトロンボーン等によく見られるものです。
この表現はシンセでも一般的で、モノシンセらしい表現の一つです。
ポリモードでも可能ですが、モノやレガートで掛けた方がより"らしく"なります。

mode_prt_prt.png


それではSynth 1で見ていきましょう。
mode_prt.png
Synth 1のポルタメントのコントロール部分はこのようになっており、ポルタメントタイム(遷移時間)を設定するツマミと、「auto」ボタンで構成されています。

ポルタメントタイム
オートモード


○●ポルタメントタイム●○
ポルタメントタイムは、この記事の冒頭で出てきた図で言うと、次のピッチへ向かう矢印の長さになります。
長い方が滑らかに感じられます。

これを設定するのは、Portamentoセクション左のツマミです。
左に振り切った状態が「0」で最小値、右に振り切った状態が「127」で最大値になります。
「0」の状態がOFFになり、1~127がONの状態になります。
値が小さいほど遷移にかかる時間が短く、値が大きいほど遷移にかかる時間が長くなります。
あまり値を大きくしすぎると、音がウネっているだけで何を弾いているかわからない状態になります。


○●オートモード●○
オートモードは、前回モノモードで説明したような、音を途切れないように弾いた場合にのみポルタメントが効くようにする為の機能で、LEDもしくはボタンをクリックすることでON/OFFすることが出来ます。
prt_auto.png

autoがOFFの場合、前回打鍵した時から間が空いていても、打鍵した時に前回のノートを引き継いでポルタメントされてしまいます。
そうすると、ポルタメントを掛けたくなくても掛かってしまうケースが発生するので、自分の意図した時だけポルタメントが掛かるようにする、という機能です。
mode_prt_auto.png

ポリモードでオートをONにすると、ポルタメントが効かなくなるので注意しましょう。
わざと残したい時はOFFにすればOKです。



ポルタメントについては以上です。
シンセの特徴的な機能かつ、ジャンル問わず使われる機能です。
設定も簡単なので、ある程度使ってみて、自分の出したいニュアンスが出せるようにしておくと便利かと思います。

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